ドラゴンより愛をこめて... | Windows95/98 |
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■お話...青年の名はアレン。彼はこの地方でも指折りの勇者と呼ばれた青年だった。
数年前よりこの地方に現れては都市や村を襲い、多くの被害を被らせる竜が現れた。その竜は真紅の体を持ち、「赤竜」とよばれ人々に恐れられていた。
そして青年はその地方の領主から、「赤竜」の討伐を命じられる。戦士冥利に尽きると、彼は赤竜とその住処であるタルジェ山脈であいまみえるも、破れ、谷底へと転落する・・・。
・・・
時をさかのぼる事18年。予言書にかかれた、この大地を守護する聖竜の巫女の誕生すべき時であった。聖竜はこの大地の守護神とされ、崇められ、古代に書かれたその予言書のとおり生まれてくる少女は聖竜の巫女と呼ばれ、天から大地を護る聖竜から言葉を預かる者として、この大地に住む者達に大きな発言力と影響力をもつ者であった。その巫女が今回も予言書と違わず、産声を上げる。それが悲劇の幕開けとなるとは・・・この時誰一人として知る由も無い。
・・・赤子は双子であった。巫女は一人。それは何百年と続く聖竜の巫女の予言書に書かれたもので、前例など無いものだった。そして、聖竜の巫女の証として持つ蒼氷石の瞳は、一人の女子に、もう一人の女子はそれとは対極の赤鋼石の瞳であった・・・。
聖竜の神殿の関係者らは、紅い瞳の赤子を邪なる子、凶を秘めたる子供としてその場で殺し、抹消しようとしたが、双子の母の哀願から、生かされる事となる。
しかし・・・死は免れたものの、紅い瞳の子供にはとても恵まれた生活ではなかった。迫害と忌別のなかでの成長。そして、その生活の中で垣間見る、自分と同じ姿をした・・・瞳の色の違う・・・優れた待遇の少女。紅い瞳の少女の心は硬化していった・・・。
その運命の少女らが16回目の誕生日を迎えしばらくすると、神殿の村は隣国の軍隊に襲われる。時代によっては良くある事だった。巫女の名前に拠る事で権力を誇示することは。その惨劇の中で、紅い瞳の少女はおとりにされる。本物の、蒼い瞳をした少女を逃がすために・・・。様々な欲望とそれぞれのエゴの渦の中で少女は、硬化した心の箍を外す。そしてそれは小柄だった彼女の体を巨大な紅い鱗を持つ竜へと変えていた。
数分の事だろう。竜の苛烈な炎は軍隊を焼き払い、彼女を虐げ続けた村を焼き払った。そして彼女は気づく。その焼け爛れた中に、彼女の母の死体があるのを。彼女の心は彼女でしか聞けない音で砕けた。
いつのまにか、彼女の体は元の少女へと戻っていたが、わずかに残った目撃者のため、彼女はすでにヒトとしてみられなくなった。そして、彼女は一人森の中へと消えていった・・・。
・・・
体の痛みにアレンは目を開ける。しかしそこは静かな家の一室だった。そして、艶やかな蒼色の髪をした少女が彼の看病をしていた。蒼氷石の瞳をした少女。聖竜の巫女である。神殿を落ち延びた彼女は森の中にある隠れ里で暮らしていたのだ。
彼女は、この森の中を流れる清流に、彼、アレンは流れ着いていたのだと言う。
・・・
しかし、彼・・・アレンの記憶は失われていた・・・。
■キャラクター紹介ちょっとハッキリ見えませんがぁ(^^;)次の13人のキャラクターが登場致します(メイン)。
左から順に、アルシェ・ドラコ・バンフォードガイエンヌ・ルイス
カース・デン
カレン・フォン・シェルスタイン
イリアス・フォン・シェルスタイン
アリオス・オーウェン
エレン・フェルデナント
クリス・ストラトス
カーラ・クレイシア
※リンクの張られているキャラは画像を見る事が出来ます。
■動作環境CPU:Pentium100MHz以上( 推奨 Pentium166MHz以上)
Windows95/98が動作するマシン
ディスプレイモードはHighColor(16ビット)またはそれ以上。
■販売開始予定現在製作中です(^^)。CDメディアでの配布予定です。ダウンロードでの配布は今のところ予定しておりません。製作は中止となっています...
販売開始日はいまのところ未定です。申し訳ありません。